地元管理の道路の舗装に新補助金制度 矢板市

 矢板市の齋藤淳一郎市長は9日の定例会見で地元の人たちが管理する公道以外の道路の整備について来年度から新たな補助制度を設けると発表しました。

 矢板市が来年度からスタートする「スーパー道ぶしん補助金」は地元の人たちが管理している道路を舗装する際、100万円を上限に工事費用を補助する制度です。

 これまでは別の制度でU字溝などの原材料を現物支給していましたが地域住民の高齢化などから自分たちで修理することが難しくなってきたため補助制度を新たに設けることにしました。

 対象となるのは公道以外の認定外道路で、幅が3m以上あり、住民または土地の利用者、合わせて3軒以上が使用している道路です。

 県内では14の市と町で同様の制度を設けていますが矢板市の補助が一番手厚い内容になっているということです。

 齋藤市長は「想定よりも多く申請が来ると思われ、今後、道路の利用者の数や学校からの距離など新しい審査の基準を設けたい」と話しました。

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