生活保護を不正受給…女を逮捕、飲食店員として働いた収入隠す 70万円超をだまし取っていた49歳 以前も同じやり方、500万円超を受け取り続けていた

大宮署=埼玉県さいたま市大宮区北袋町

 生活保護費を不正に受給したとして、埼玉県警大宮署は1日、詐欺の疑いで、さいたま市北区吉野町2丁目、無職の女(49)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は昨年9月5日から今年1月20日までの間、8回にわたり、さいたま市北福祉事務所職員らに対して、飲食店従業員として稼働し収入を得ていたにもかかわらず、虚偽の収入報告書を提出するなどして現金計70万2030円をだまし取った疑い。「生活保護費を不正に受給した事実は認めます」と容疑を認めているという。

 同署は同様の手口で収入があったにもかかわらず生活保護費518万7564円を受け取っていたとして、10月に詐欺の疑いで女を逮捕。その後の捜査で今回の容疑が浮上した。

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