【卓球】ベストアンチの性能を徹底レビュー アンチラバーの決定版

アンチラバーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。アンチラバーとは、ラバーの種類の一つです。特徴は、「見た目は裏ソフトラバーのように表面がツルツルなのにもかかわらず、回転がかかりにくい性能を持つ」という魔法のような性能にあります。今回は、このアンチラバーの中でもニッタクの『ベストアンチ』を紹介します。

『ベストアンチ』とは?

『ベストアンチ』はニッタクが発売する日本製のアンチラバーです。厚さは「厚」「薄」が用意されており、ニッタク基準では、スピンが「3.00」、スピードが「4.00」、変化が「11.00」、硬度は「20.0」となっています。

『ベストアンチ』の特徴

ここからは『ベストアンチ』の特徴を詳しく見ていきましょう。

特徴①:アンチラバー特有の性質

『ベストアンチ』の特徴1つ目は、アンチラバー特有の性質を持つことです。

アンチラバーの表面はツルツルしていてボールが滑るため、相手の回転をほとんど無視することが可能です。そのため、相手のボールにどんなに回転がかかっていても当てるだけでレシーブを返すことができたり、ブロックができたりします。また、すべるような低いナックル性ボールで打ち返すことができます。

特徴②:守備力が高い

『ベストアンチ』の特徴2つ目は、守備力が高いことです。

『ベストアンチ』はブロックやカットなどの守備系の技術がやりやすいです。弾みを抑えてあるので、強いボールが来ても確実に返球することができます。

特徴③:クセが少なめ

『ベストアンチ』の特徴3つ目は、クセが少なめな点です。

『ベストアンチ』は操作性が良く、ブロックやカットが綺麗な弾道で飛んでいきます。逆に、強烈な変化やクセ球を生み出しにくいのも特徴です。

『ベストアンチ』に向いているプレイヤー

ここからは『ベストアンチ』に向いているプレイヤーを詳しく見ていきましょう。

プレイヤー①:回転に弱い選手

『ベストアンチ』に向いているプレイヤーの1人目は、回転に弱い選手です。

『ベストアンチ』は相手の回転に関係なく同じような打法で返球することができるので、相手の回転がわからなくてネットミスやオーバーミスをしてしまう選手におすすめです。また、回転量の多いドライブやカットに対しても安定して相手のコートに打ち返すことができます。

プレイヤー②:守備型の選手

『ベストアンチ』に向いているプレイヤーの2人目は、守備型の選手です。

『ベストアンチ』は守備力が高く、ブロックやカットなどの守備技術が得意です。相手の攻撃を何度も受け止めることができるため、守備に自信を持つカットマンや前陣攻守型などのプレイヤーに向いています。

プレイヤー③:クセの少ないアンチラバーを求める選手

『ベストアンチ』に向いているプレイヤーの3人目は、クセの少ないアンチラバーを求める選手です。

『ベストアンチ』は操作性が良く、クセが少なめで綺麗な弾道で飛ぶため、ラバーにあまりクセを持たせたくないプレイヤーに適しています。
使いやすさを重視し、シンプルかつ効果的なプレイを追求する選手におすすめです。

まとめ:『ベストアンチ』で勝てる卓球を実現しよう

『ベストアンチ』はアンチラバーの中でも使いやすさに優れたバーです。是非一度試してみると良いでしょう。

© 株式会社ラリーズ