探偵アニメを参考に製作した時限発火装置を使い、保険金目的で放火した罪に問われている男に懲役9年が求刑がされました。
被告の男は懲役7年の判決が確定している兄と共謀し、保険金3600万円余りをだまし取ろうと探偵アニメを参考に製作した時限発火装置を使って、親族が所有する住宅に放火した罪に問われています。
検察側は「被告が事件に関与していると考えられる音声データが見つかった」「被告は兄に犯行を指示し事件を主導した」などと指摘し懲役9年を求刑しました。
弁護側は「放火を指示した明確な証拠はない」などと事件への関与を否定し、改めて無罪を主張しました。
判決は21日に言い渡される予定です。