<シマエナガ旬ごよみ>16 霜月上ノ巻 美しくちょっと切ない沐浴

静寂の夕べ、妖精たちのひそやかな沐浴。金色の光に包まれたここは、侵されることのない聖域(2017年11月、札幌市)

 シマエナガが水浴び好きな鳥であることは、前シリーズ「イノチのけしき」でも記した。とりわけ晩秋の雨が林道に残した水たまりには、よくやってくる。

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