宮城・栗原市の小学校に軽トラックで侵入し児童はねる 容疑者の男を傷害罪などで起訴 仙台地検 鑑定留置で刑事責任能力問えると判断

7月、宮城県栗原市の小学校に軽トラックで侵入し児童をはねたとして逮捕された男について、仙台地検は鑑定留置の結果刑事責任能力を問えるとして傷害などの罪で起訴しました。

傷害と建造物侵入の罪で起訴されたのは栗原市若柳の無職、小野寺章仁被告(35)です。

起訴状によりますと小野寺被告は7月、栗原市の若柳小学校に軽トラックで侵入し児童3人をはねてけがをさせた罪に問われています。

小野寺被告は殺人未遂の容疑で逮捕送検されていましたが、軽トラックのスピードが時速7.5キロと低速だったことなどから殺意は認められないとして傷害の罪で起訴されました。

仙台地検は小野寺被告を鑑定留置していましたが、刑事責任能力を問えると判断しました。

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