“かぼちゃパウンドケーキ”が原因の食中毒と断定 食べた22人が下痢や腹痛 和菓子店を営業停止処分に

岐阜県中津川市の和菓子店が販売した「かぼちゃパウンドケーキ」を食べた人が体調不良を訴えた問題で、下痢や腹痛などの症状を訴えた人が22人に上りました。

保健所は食中毒と断定して、11月10日付けでこの店を営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、中津川市の和菓子店「七福(しちふく)」です。

恵那保健所によりますと、この店が11月7日に670本販売した「かぼちゃパウンドケーキ」を食べた349人のうち、22人が下痢や腹痛を訴え、病院を受診した2人を診察した医師から「食中毒」の届け出がありました。

これを受けて保健所は、この店が販売した「かぼちゃパウンドケーキ」が原因の食中毒と断定し、10日から再発防止措置が講じられるまで営業禁止処分にしました。

保健所では、引き続き患者や従業員の検便、調理場などの検査を実施して、食中毒の原因を調べています。

患者らはいずれも快方に向かっているということです。

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