「しまなみ海道」を巡る!豪華なグルメと楽しむ瀬戸内のラグジュアリー・クルーズ

瀬戸内海でのラグジュアリー・クルーズ

関西圏、中国四国、九州に囲まれる瀬戸内海は、平和都市・広島に接しているほか、近年は「現代アートの聖地・瀬戸内国際芸術祭」で人気の直島、豊島や、世界7大ナショナルサイクルルート「しまなみ海道」などが話題となっています。

瀬戸内海の特徴は、700以上もの島々が、ブルーの海を美しく彩っていること。さらに、外洋からの影響が少ない内海のため、波が穏やかで、昔から多くの船が行き交ってきました。

今回のツアーで使われた「Ocean Point Ⅶ」

そんな瀬戸内海で、地域の魅力を楽しめるさまざまなクルーズツアーがあります。

そのうちのひとつ、「瀬戸内しまなみリーディング」による瀬戸内海クルーズは、チャーター定員11人のラグジュアリーツアーで、この地域ならではのグルメが楽しめるのが魅力です。

「瀬戸内しまなみリーディング」が提供しているのは、広島県を含め、出発地点を自由に選べるオーダーメイドツアーです。

今回は、MATCHAライターのMizzochiが、愛媛県の今治港から出発するツアーに参加し、瀬戸内海の魅力を堪能してきました! その様子を紹介します。

※本記事はライターの個人的な感想を含みます。内容については「瀬戸内しまなみリーディング」の公式見解でないことをお断りします。

今治港で、瀬戸内のこだわりグルメを楽しむ!

今回のツアーは、12:00~17:00の貸し切りです。最初は、まず今治港に停泊中の船「「Ocean Point Ⅶ」に乗った後、船内でコース料理のランチを楽しみました。

料理は、瀬戸内海周辺の地域の食材を使っているものが中心です。

前菜は、カプレーゼ。テントウムシをかたどったトマトは、広島県にある江田島産ということ。絵心のある前菜に、その後の料理への期待が高まりました。

続いて出てきたのは、シーフードのカルパッチョ。サーモン、イクラなどの人気のネタに加えて、瀬戸内の名物として知られるタコやタイなどを使用しています。

さらに、鰆のポワレ、広島のブランド牛「垰下牛(たおしたぎゅう)」のほほ肉の赤ワイン煮など、豪華な料理がテーブルに並びました。

もっとも、私が意外な感動を覚えたのが、かぼちゃのスープ。スープに加工されているにも関わらず、どこか生の野菜や魚を食べているときと同じような、フレッシュなみずみずしさを感じました。

あまりにおいしかったので、夢中で食べてしまい、写真を取り忘れてしまいました。皆さんにお見せできないのが残念です。

「Ocean Point Ⅶ」のシェフを務めるのが、大村さん(写真左)。普段は牡蠣料理をメインに提供している「OYSTER CAFE江田島」のシェフを務めています。

彼は、毎日のように自ら畑仕事をしています。今回の料理で使われているカボチャなどの野菜は、彼が自家菜園で育てたものということ。野菜から元気があふれるような、新鮮さでした。

デザートに出されたプリンも、大村シェフの自家菜園で採れたカボチャを使っているということ。コクがある味わいで、プリンにもかかわらず野菜の新鮮さも感じるような、不思議なおいしさでした。

なお、「Ocean Point Ⅶ」の名物料理として知られているのが、グリーンカレーです。この船の初代シェフが考案したカレーで、乗客から人気のため、代々受け継がれているということ。

新鮮な地元産の野菜と、スパイスが丁度いいバランスで聴いていて、まろやかでコクのあるグリーンカレーは、絶品でした!

ラグジュアリーな船内設備。ジャグジーでリラックス

フルコースの料理をたっぷり楽しんだ後、船は14時ごろに出航しました。

船内では、皆が思い思いにくつろぎながら、贅沢な時間を過ごします。

今回は、東京や大阪、四国から来た人がツアーに参加しました。初めての人同士でも、同じ船内にいると、自然と会話が弾みます。

同行したツアーの参加者たち

今回乗った船「Ocean Point Ⅶ」には、ラグジュアリーな施設が複数あります。特に私が気に入ったのは、海を見ながら入ることができるジャグジー。

実はその前日、私は自転車に乗って「しまなみ海道」を走る体験をしていたので、少し足が筋肉痛でした。しかし、ほどよい暖かさのお湯に浸かりながら、美しい海を眺めていると、サイクリングで疲れた足の疲れが取れていくようでした。

瀬戸内海は、たくさんの船が航行しています。中には、こんな小さな釣り人の船も。

穏やかな海の景観を楽しみながら、ふと、時間の流れがゆったりしてくるのを感じました。

日常生活のあわただしさから離れた海上の時間は、友人や家族との仲を深めるだけでなく、自分の内面を見つめるのにもぴったりかもしれません。

船の操縦を間近で見る

「瀬戸内しまなみリーディング」のツアーでは、参加者の希望に応じて、航行中にコースを変更することもできます。

今回、私たちは、今治市の沖合を巡りましたが、大小さまざまな離島の中には、ユニークな景観の島があり、参加者と会話が盛り上がりました。

航行の間、船内スタッフが、ドリンクを持ってきてくれたり、地元の魅力を教えてくれたりします。

スタッフは陽気な外国人もいて、和気あいあいとした雰囲気です。

特に面白かったのは、船の操縦席に入らせてもらったこと。船長が操縦する様子を見せてもらったほか、ハンドルなどに軽く触らせてもらいました。

もともと海上自衛隊員(潜水艦操舵)の経験を持つという船長は、船の操縦の仕方や、「とりかじ」「おもかじ」(それぞれ、船首を左・右に曲げること)といった、船乗りが使う言葉を教えて頂きました。

この日ばかりは、自分たちも船員になったような、楽しい体験でした。

空が徐々に朱く染まる頃、今治港に戻ってきました。港を飛び交う鳥たちを見ながら、楽しかった1日を思い返しました。

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①4 Hours of Private Cruise on the Shimanami Kaido

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