来島海峡でタンカーと衝突して沈没した貨物船「白虎」 解体へ向けえい航作業始まる

2021年5月、愛媛県今治市沖の来島海峡でタンカーと衝突して沈没した貨物船「白虎」。

広島県での解体作業に向けきょうからえい航作業が始まりました。

サルベージ会社の救助船によって広島県に向けてえい航されているのは、貨物船の白虎です。

「白虎」は2021年5月、今治沖の来島海峡でタンカーと衝突し、水深およそ60メートルの海底に転覆した状態で沈没しました。

2023年8月に引き揚げられると、転覆した状態のまま今治市の小部湾にえい航され、10月、船体を反転させた後船内の海水を抜く作業などが行われました。

10日、午後2時半ごろから、えい航作業が始まり、サルベージ会社の救助船によって広島県に向けて出発しました。

白虎は11日午前8時頃に広島の江田島市に到着し、その後、解体される予定です。

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