仙台・太白区の強盗致傷事件 宮城県警が暴力団事務所など家宅捜索

5月、仙台市太白区長町で男性が襲われ大けがをしたうえ腕時計を奪われた事件で、宮城県警は容疑者1人の暴力団事務所を家宅捜索しました。

中津川夏帆記者「午後1時です。捜査員が国分町の雑居ビルに続々と入っていきます」

青葉区台原の指定暴力団住吉会系組員、平間利幸容疑者(33)ら3人は5月、太白区長町のコインパーキングで30代男性に対し全身を蹴るなどして右腕を骨折するなどの大けがをさせたうえ80万円相当の腕時計を奪った疑いで逮捕送検されました。

3人のうち2人は男性と知り合いで、男性が仕事を終え帰宅する際を狙った計画的な犯行の疑いがあるということです。

警察は、捜査に支障が出るとして3人の認否を明らかにしていません。

警察は10日午後、平間容疑者の関係先数箇所を家宅捜索し、このうち国分町の暴力団事務所では段ボール2箱分の関係資料を押収しました。

警察は、暴力団による組織的な犯行の可能性を含め調べを進めています。

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