警視庁玉川署と神奈川県警高津署は10日、東京都世田谷区で路線バスに現れた刃物を持った男を制圧する合同訓練を実施した。神奈川県内から東京・渋谷駅へ向かうバスを想定し、多摩川を挟んで隣接する両署の連携手順を確認した。
訓練には東急バスも参加。走行中の同社のバスで男が刃物を振り回し、東急バスが神奈川県警、乗客が警視庁にそれぞれ110番したと想定。神奈川県警からの連絡を受けて警視庁が緊急配備をかける流れを確認した。
世田谷区玉川台1丁目の国道246号沿いにある警視庁の検問所では、玉川署が止めたバスを、追跡してきた高津署のパトカーと挟み撃ちし、出てきた男を両署員が刺股で制圧する訓練をした。
