高速バス「長野-松本線」路線廃止へ 運転手不足などが理由【長野】

アルピコ交通は、運転手不足などを理由に長野市と松本市を結ぶ高速バスの路線を来年3月末で廃止すると発表しました。
アルピコ交通によりますと、来年3月いっぱいで廃止する高速路線バスの「長野松本線」は、1日10往復20便で平日のみ運行しています。新型コロナ流行前の2019年と比べ運転手の数がおよそ15%減っていて、その後も確保できず運行の継続は困難と判断しました。
また、往復の利用者も1日140人ほどで、コロナ禍前の半分程度に落ち込んでいるということです。
長野ー松本間はJR篠ノ井線があることも考慮したとしています。
アルピコ交通は、「路線開通以来、多くのお客様にご利用頂き、感謝している。不便をおかけして大変申し訳ないが、ご理解頂きたい」とコメントしています。

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