温泉ソムリエ師範が伝授「札幌から日帰りで行ける温泉2選「渋すぎますね」

秋も深まり、温泉が恋しくなる季節がやってきました。

今回は、温泉ソムリエ師範がおすすめする「この時期に行くべき日帰り温泉」2つご紹介します。

教えてくれたのは「温泉ソムリエ師範」のさとう努さん

札幌から行ける日帰り温泉を教えてくれたのは、温泉ソムリエ師範のさとう努さん。

全国でたった5人しかいない温泉ソムリエの師範は、豊富な温泉知識を持った"温泉のスペシャリスト"なんです。

ニセコの絶景露天風呂

最初に紹介するのは、札幌から車で約2時間の『蘭越町交流促進センター 雪秩父』。

町が運営する日帰り温泉です。

すぐそばに源泉の沼「ニセコ湯本温泉大湯沼」があり、温泉は加水・加温一切なしの完全源泉かけ流しです。

さとうさんによると、こちらは単純硫黄温泉。

「(硫黄温泉に含まれる)硫化水素というのは、紫外線を防ぐ作用があるといわれている」とさとうさん。

「若い方であれば仮にシミができたとしても、それを落としてくれる漂白作用があるといわれている」と話します。

さらに女湯は、2015年のリニューアルの際に露天風呂が5つになったそうです。

ニセコ連峰火山「チセヌプリ」を望める露天風呂に…

美肌効果が高いといわれる泥パックが楽しめる温泉など、ニセコの大自然を全身で感じることができますよ。

蘭越町交流促進センター 雪秩父
住所:蘭越町湯里680
電話番号:0136-58-2328
営業時間:午前10時~午後8時(最終受付 午後7時)
※11月~3月は正午から
定休日:火曜
入浴料:大人 700円/小学生 300円
※乳幼児の入浴はご遠慮ください

元高級温泉がリーズナブルに!

続いて紹介するのは、岩内町中心部から車で10分ほどの高台にある『いわない温泉 おかえりなさい』。

中に入ると、檜など国産天然木をふんだんに使い、宮大工によって建てられたという純和風な佇まい。

もともとは高級温泉旅館でしたが、現在は宿泊も日帰りもリーズナブルに楽しめる温泉施設となっています。

趣きのある浴場は、古き良き時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。

お風呂の大きな窓からは、紅葉と岩内前浜を望むことができますよ。

夜になるとイカ漁の漁火も見えるんだとか。

さとうさんによると、こちらはナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。

炭酸水素塩泉には、肌の古い角質や毛穴汚れを取り除くクレンジング作用があり、肌をツルツルスベスベにする効果が期待できるんだそう。

塩化物泉には、保湿やコーティングの作用があるので、リンスインシャンプーのような温泉だといいます。

さらに塩化物泉は保温持続効果も高く、湯冷めしにくいのが特徴だそうですよ。

いわない温泉 おかえりなさい
住所:岩内町野束491
電話:0135-61-4111
営業時間:午前10時~午後9時(土・祝前日は午後3時)
定休日:第2火曜(第4火曜の月もあり)
入浴料:大人 800円/6~12歳未満 400円/6歳未満 無料
※温泉の効能には個人差があります

*みんテレ10月24日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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