12月並みの寒気、平地でも積雪予想/青森県

 青森県内は11日から13日ごろにかけて冬型の気圧配置となるため、平地で雪が積もる可能性があり、仙台管区気象台などが路面凍結などに注意を呼びかけている。

 東北北部の上空1500メートル付近に、12月上旬並みの平地で雪が降る目安とされる氷点下6度以下の寒気が流れ込む見込み。同気象台によると、11日に予想される降雪量は、最大で山沿いが津軽と三八上北10~20センチ、下北1~5センチ、平地が0~3センチ。

 同気象台は、積雪などによる交通障害に注意が必要として、最新の気象情報や道路交通情報に留意するとともに、冬タイヤの装着やチェーンの携行を呼びかけている。

 県道路課は、降雪と路面凍結の恐れがあるとして、10日午後5時から山間部を通る国道3区間を通行止めにしたと発表した。国道102号の平川市温川-同市滝ノ沢間(4.9キロ)と平川市滝ノ沢-十和田市青橅山間(12.8キロ)については13日正午まで、国道103号の青森市酸ケ湯-十和田市谷地間(8.0キロ)については15日午前9時まで全面通行止めとした。

© 株式会社東奥日報社