航空機事故が発生想定の大規模訓練 消防の連携確認 広島空港

広島空港で、航空機事故発生を想定した大規模な訓練が行なわれました。

訓練はエンジン火災で緊急着陸した旅客機が滑走路を逸脱したという想定で、空港の運営会社や三原市・東広島市の消防など31の機関から263人が参加しました。

2年前に空港運営が民営化されて初めての大規模な訓練です。

客室から脱出出来ない負傷した乗客を、消防隊員が担架を使って運び出していました。

記者「運び出されるとここで治療の優先度、緊急度に応じた判定すトリアージが行なわれまして、それぞれそ色分けされた救護所に運び込まれていきます。そしてこの中では災害派遣医療チーム「DMAT」によります治療がおこなわれます」

広島国際空港 鳥羽茂運用本部長「空港の消防隊と、自治体の消防隊が連携する必要がございますが、この自治体消防との連携も今回いい訓練になったのかなと思います」

広島国際空港は、医療機関を含めた連携の強化を進めたいとしています。

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