安楽、伊藤が首位で決勝へ クライミング、アジア予選

男子複合準決勝 ボルダーの課題を完登し、笑顔の安楽宙斗=ジャカルタ(共同)

 【ジャカルタ共同】スポーツクライミングのパリ五輪アジア予選は10日、ジャカルタでボルダーとリードによる複合の準決勝が行われ、日本勢は男女全6人が決勝へ進んだ。男子は安楽宙斗(千葉・八千代高)が184.6点でトップ通過。リードではただ一人、完登した。緒方良行(B―PUMP)が2位、楢崎明智(日新火災)は4位だった。

 女子は伊藤ふたば(デンソー岩手)がボルダーで全4課題(コース)を完登し、187.8点で1位となった。東京五輪銀メダリストの野中生萌が2位、久米乃ノ華(TOKIOインカラミ)は5位で突破した。

 決勝は11日に行われ、優勝した選手が五輪出場権を得る。

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