ロッテ2位・大谷「1軍フル出場」 契約金7000万、年俸1200万円

ロッテと契約し、笑顔を見せる大谷投手(左)と髙野外野手=高岡市内のホテル

  ●サンダバ2選手入団交渉

 プロ野球ドラフト会議で千葉ロッテから2位指名された小松市出身の大谷輝龍(ひかる)投手(23)=富山GRNサンダーバーズ=と育成3位の髙野光海(ひかる)外野手(19)=同=が10日、入団交渉に臨んだ。大谷投手は契約金7千万円、年俸1200万円、髙野外野手は支度金300万円、年俸250万円(金額はいずれも推定)で契約を結び、プロへの一歩を踏み出した。

 両選手は高岡市のホテルニューオータニ高岡で会見した。最速159キロの豪腕大谷投手は「ロッテの一員と再確認できた。より一層頑張ろうという気持ちになった」と心境を語った。1月の新人合同自主トレに向けては体づくりに励むとし、「1軍でフルで出場して新人王を獲る」と意気込んだ。今後については「球速は166キロを目指す」とさらなる進化を誓った。

  ●育成3位の髙野「支配下登録を」

 髙野外野手は「まず支配下登録され、本塁打王を目指したい」と意欲を示した。契約時を振り返り「文字がいっぱいあって、大人の階段を上る感じ」と会場の笑いを誘った。

 両選手は新しいユニホームに袖を通し、ロッテのマスコット「マーくん」の人形やロッテの菓子などを手に笑顔を見せた。

 ロッテの榎康弘アマスカウトグループディレクターが同席した。

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