愛猫と暮らすペット可の「賃貸物件」で起こりうるトラブル3選 ご近所迷惑にならないために知っておきたいこと

1.鳴き声によるトラブル

ペット可の賃貸で猫を飼っていたとしても、鳴き声や足音などの騒音トラブルに発展することがあります。

猫の鳴き声について「騒音になるほど大きい声は出さないのでは?」と思うかもしれませんが、不妊手術をしていない猫が発情期を迎えると独特の大きな声で繰り返し鳴くようになるので注意が必要です。

防音がしっかりしていても窓や換気口などから声が漏れ聞こえてしまう場合があり、近所迷惑になってしまう可能性が高まります。

発情期の鳴き声は不妊手術をすることで収まりますし、発情期は猫にとって大きなストレスや負担がかかるので、子供を産む予定のない猫であれば不妊手術を検討しましょう。

2.足音によるトラブル

鳴き声と共に騒音の原因になりやすいのが足音です。

キャットタワーから降りる時の音であったり、明け方にドタドタと運動会を始めてしまったりしてトラブルにつながります。

猫が活発に活動するのは、ちょうど人が寝静まった明け方です。2階以上の部屋に住んでいる場合、飼い主は慣れていたとしても下の階に住んでいる人からしたら眠れなくなってしまうので気をつけましょう。

猫を日中にしっかりと遊ばせ満足させて夜になったらケージに入れる、防音マットやラグを敷くといった対策が有効です。

しっかりと対策を取ったうえで、あらかじめ隣と下の階の住人に挨拶をしておくと良いでしょう。

3.においのトラブル

猫を飼っていると慣れてしまって鈍感になってしまいがちですが、排泄物のにおいや体臭が原因で近所の方とトラブルになることもあります。

猫はしつけができていれば基本的にトイレ外で排泄することはありませんが、掃除や換気が不十分だと外までにおいが漏れたり部屋に染み付いてしまったりします。

1日に最低でも1回は排泄物の処理を行い、消臭スプレーや換気などのにおい対策を取りましょう。

猫の体臭に関しては定期的なシャンプーを心がけて清潔に保つことが大切です。

ペット可の物件に住んでいる人だとしても猫の独特なにおいを苦手に感じてしまう人もいる、ということを心に留めておくと良いでしょう。

まとめ

ペット可の賃貸物件には物件ごとにルールが定められていたり、住人が安心して暮らすために守ったほうが良いマナーがあります。

猫を飼っている場合は鳴き声や足音、においに関するトラブルが起こりやすいです。

ペット可と言えども動物を飼っている人だけが住んでいるわけではないので、お互いに安心して暮らすためにも、猫が起因となって起こり得るトラブルに対しては可能な限り対策を取るようにしましょう。

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