MLB公式サイトの大胆予想その3:ヤンキースがソトを手に入れる

日本時間11月11日、MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は「オフシーズンの8つの大胆予想」と題した特集記事を公開した。そのなかで、トレードの噂が絶えないフアン・ソト(パドレス)について「ヤンキースへトレードされる」と大胆予想。「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者は「業界のなかではソトがトレードされると信じられている」とリポートし、同じく「ESPN」のバスター・オルニー記者が「ソトは開幕までに100%トレードされる」と発言するなど、ソトが今オフ中にトレードされる可能性は極めて高いとみられている。

カストロビンス記者はまず「パドレスが年俸総額を5000万ドルから6000万ドルほど削減する方針である」と報じられていることに言及。そのうえで「パドレスの年俸総額削減の方針は、必ずしもソトがトレードされることを意味するわけではない。実際、ソトの代理人を務めるスコット・ボラスは、パドレスの2024年の計画にソトが間違いなく含まれることを明かしていた」とした。

「ブレイク・スネルとジョシュ・ヘイダーがFAとなって退団するなかで、ソト、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツ、フェルナンド・タティスJr.を中心とするチームをサポートするために、パドレスが他の選手を動かしてチーム作りをする可能性はある」とカストロビンス記者。しかし、「パドレスの財政状況とソトを引き留めるために必要な金額を考えれば、最も賢明な選択肢はソトをトレードし、できるだけ多くの対価を得ることだろう」と指摘した。

そして「ヤンキースは左の強打者を欲しがっている。パワーがあるだけでなく、高い出塁能力を誇るソトの獲得に強い意欲を示すことは間違いない。そして、球界で最も資金力のあるチームの1つであるヤンキースが25歳のスーパースター(ソト)との契約を延長できない理由はない」と述べ、ヤンキースがソトを獲得したあとに長期契約を結ぶことを予想した。

トレードの対価については「マイケル・キングとクラーク・シュミットの両右腕のどちらかが中心になるだろう。あるいは、パドレスがトップ・プロスペクトのスペンサー・ジョーンズかジェイソン・ドミンゲス(故障中)の獲得を望んだ場合、ソトがチームにもたらしてくれるものを考えれば、ヤンキースは少なくともその話に耳を傾けるべきだろう」とした。

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