おかやまマラソン受け付け続々 ランナーが家族や仲間と健闘誓う

おかやまマラソンの受け付けに並ぶランナーたち

 1万6400人がエントリーし、12日に岡山市で行われる「おかやまマラソン2023」(実行委員会、岡山陸上競技協会主催)の受け付けが11日、ジップアリーナ岡山(同市北区いずみ町)で始まった。フルマラソン(42.195キロ)と、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに復活したファンラン(5.6キロ)の手続きを終えた岡山県内外のランナーたちが家族や仲間と健闘を誓った。

 受け付けが始まる午前9時を前に約100人が列をつくり、窓口でボランティアスタッフからナンバーカードやタイムの計測チップを受け取った。ファンランに初出場する岡山市北区、中学校教諭(47)は「子育てが落ち着き、再開を待ち望んでいた。大会の雰囲気を存分に味わい、他のランナーと一緒に岡山を盛り上げたい」と笑顔で話していた。

 近くのシティライトスタジアムでは、岡山の特産品やグルメを紹介する「おかやまマラソンEXPO(エキスポ)2023」が12日まで2日間の日程で始まった。

 フルマラソンは市街地や南部の田園地帯などを巡る日本陸連公認コースで開催。12日午前8時45分にジップアリーナ岡山前をスタートし、ゴールのシティライトスタジアムを目指す。制限時間は6時間(41.8キロ地点)。ファンランには1400人が出場予定。

 コース一帯では大規模な交通規制を行い、実行委は公共交通機関の利用を呼びかけている。

ナンバーカードを受け取るランナー
ナンバーカードを受け取るランナー

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