土石流被害の伊豆山港でイセエビの盗難相次ぐ…漁師「気が滅入る」 警察は夜間パトロール強化 静岡・熱海市

おととしの土石流災害で被害を受けた静岡県熱海市の伊豆山港で、イセエビの盗難被害が相次いでいることが分かりました。

被害にあった川口勝美さん:「カゴはあるが、上げたら中身がなかった」

イセエビ漁で有名な熱海市の伊豆山港は、おととしの土石流災害で大量の土砂が流れ込んで漁が出来なくなり、去年から再開されました。地元漁師によりますと、10月15日、卸売市場に出すために港に沈めておいたイセエビおよそ5キロが盗まれ、11月5日には10キロが盗まれたということです。

被害にあった金子友一さん:「愕然(がくぜん)とする気持ちのほうが強い。発見した時は。やっぱり生活の糧なので」

Q.復旧の途中でこんな事が
A.「気が滅入るような事案ですよね」

被害額は合わせておよそ10万円で、すでに警察に被害届を提出。警察は夜間のパトロールを強化する方針です。

© 静岡朝日テレビ