Gグラブ賞のチーム部門 ブルージェイズとブリュワーズが初受賞

日本時間11月11日、ゴールドグラブ賞のチーム部門の受賞チームが発表され、アメリカン・リーグはブルージェイズ、ナショナル・リーグはブリュワーズが選出された。ゴールドグラブ賞のチーム部門の表彰は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で60試合制の短縮シーズンとなった2020年からスタートしており、今年で4年目。ブルージェイズとブリュワーズはともに初受賞となった。

ゴールドグラブ賞を主催するローリングス社は、2020年からゴールドグラブ賞の表彰対象にチーム部門を追加。アメリカ野球学会(SABR)が算出している「SABR Defensive Index」という守備指標を用いて受賞チームを決定している。

データサイト「ファングラフス」で公開されている守備防御点(DRS)を見てみると、ブルージェイズはメジャートップの+85、ブリュワーズは同2位の+68を記録。ともにリーグ1位の数字を叩き出しており、最も高い守備力を披露した2チームが順当に選ばれたと言える。

スタットキャストのデータをもとに算出される守備指標OAAを見てみると、ブリュワーズはメジャートップの+40を記録。ブルージェイズは+10で同10位(リーグではレンジャーズ、ロイヤルズ、マリナーズ、ガーディアンズに次ぐ5位)にランクインしている。

ブルージェイズからは今季、ホセ・ベリオス(投手部門)、マット・チャップマン(三塁手部門)、ケビン・キアマイアー(中堅手部門)の3人がゴールドグラブ賞を受賞。ブリュワーズは個人でゴールドグラブ賞を受賞した選手はいなかったが、チーム全体として高い守備力を発揮した。

ゴールドグラブ賞のチーム部門の受賞チームは以下の通り。

2020年 インディアンス(現ガーディアンズ)/カブス
2021年 アストロズ/カージナルス
2022年 ヤンキース/カージナルス
2023年 ブルージェイズ/ブリュワーズ

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