日本代表にも影響か……前田大然、退場に直結したプレーでヒザを負傷し6週間離脱へ

写真:6週間程度の離脱となる前田大然

セルティックの日本代表FW前田大然が、ヒザの負傷で6週間程度、離脱することになりそうだ。イギリス『スカイスポーツ』電子版が伝えている。

前田は現地時間11月7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節アトレティコ・マドリード戦に先発出場したが、前半途中に相手選手への激しいタックルを敢行。一度はイエローカードが提示されたが、VARの介入の結果、レッドカードに格上げされ、わずか23分間で退場処分となった。その影響もあってセルティックは終始、劣勢に立たされ、0-6の大敗を喫している。

そしてこのプレーで前田はヒザを負傷。セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督はケガの状態について次のように解説した。

「ダイゼンはこのチャレンジで負傷し、恐らく最大で6週間の離脱になるだろう。ヒザの内側靭帯を痛めている。彼がより強靭な体の持ち主だったら、このチャレンジでもケガをすることはなかっただろう。足を激突させたことで、ヒザの靭帯を痛めてしまったようだ」

「私がここに来てから、彼は輝かしいプレーを見せてくれていた。だから彼の離脱は我々にとって非常に残念なことだ。チームの強さを象徴する存在だったので、彼の欠場は大きな痛手だ」

前田はスコティッシュ・プレミアリーグで12試合中11試合に先発出場、残り1試合は途中出場と全試合に出場し、2ゴールを挙げるなど中軸を担っていたが、今後6試合を欠場する予定となっている。

また、前田は日本代表が11月に戦うFIFAワールドカップ2026アジア2次予選のミャンマー戦、シリア戦に向けた代表メンバーにも名を連ねていた。しかし全治までに6週間かかるケガを負ったことで、招集を辞退することが濃厚に。ハイプレスの担い手として代表チームでも存在感を放っていただけに、日本代表にとっても大打撃となりそうだ。

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