大相撲九州場所、12日に開幕 11日は会場で土俵祭り

福岡国際センターで営まれた土俵祭り=11日、福岡市

 1年納めの大相撲九州場所は12日に福岡国際センターで始まる。照ノ富士は3場所連続休場で横綱不在。先場所覇者の大関貴景勝が中心の優勝争いは混戦が予想され、霧島、豊昇龍の両大関、大栄翔、若元春、琴ノ若の3関脇に注目が集まる。

 貴景勝はハイレベルな成績で2場所連続優勝を果たせば、横綱昇進の機運が高まる。

 11日は会場で土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方らが出席し、15日間の安全を祈願。力士は参加しなかったが4年ぶりに一般公開し、約60人が見守った。

 昨年同様に観客数の上限は設けず、通常開催で実施する。

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