マルシェ巡って旅気分 金沢港クルーズターミナル

特産品を品定めする来場者でにぎわう会場=11日午前10時35分、金沢港クルーズターミナル

 多彩な観光情報を紹介する「クルーズ旅マルシェ2023」(同実行委員会主催、北國新聞社など後援)は11日、金沢港クルーズターミナルで2日間の日程で始まった。全国のクルーズ会社や旅行会社のほか、各地の特産品を紹介する32コーナーが設けられ、来場者が会場を巡って旅気分を味わった。

 ほっこく観光のコーナーでは、国内外を巡るクルーズ旅行や県内名所の日帰りバスツアーに関する相談を受け付けた。物販や飲食のコーナーのほか、屋外にはキッチンカー13台が並び、多くの家族連れでにぎわった。

 家族3人で訪れた白山市の会社員倉橋紗理さん(38)は「コロナも落ち着いてきたので、家族で船に乗って旅に出たい気持ちになった」と笑顔を見せた。

 最終日の12日は、北國新聞文化センター講師陣によるフラダンスなど多彩なショーが繰り広げられるほか、クルマふれあいフェスタランドが同時開催される。

© 株式会社北國新聞社