東金市にある県立農業大学校で11日、日ごろの学生の取り組みを紹介するとともに、住民らとの交流を楽しむ社稷祭が開かれました。
東金市家之子にある県立農業大学校は、県内唯一の農業者研修教育を行う2年制の専修学校です。千葉県農業の発展に寄与する、優れた担い手の育成を教育目標に、これまで3000人を超える卒業生を送り出しています。
農業大学校の社稷祭は、学生の研究成果の発表や農産物の販売などで、来場者と学生が交流し、農業により親しんでもらおうという文化祭で、今年で44回目です。
会場では、学生らの研究成果のパネル展示や作物、果樹、畜産など11の専攻教室を回るスタンプラリー、それに花や野菜などの農産物やハム、ソーセージなどの加工品の販売などが行われたほか、農場ではサツマイモのいもほり体験などが行われ、来場者は農業に親しんでいました。