高木美帆、1500mで優勝 山田将2冠、女子追い抜きもV

女子1500メートルで優勝し、歓声に応える高木美帆=明治北海道十勝オーバル

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦第2日は11日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われ、女子1500メートルで世界記録保持者の高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分54秒54で優勝した。この種目で通算17勝目、1000メートルなどと合わせ21勝目。堀川桃香(富士急)は6位。

 男子1500メートルは山田将矢(ウェルネット)が1分45秒57で制した。この種目の日本勢で1997年1月の白幡圭史以来、27季ぶり3人目の頂点となり、10日の1000メートルとの2冠。一戸誠太郎(ANA)は4位、野々村太陽(専大)は5位だった。

 団体追い抜きは堀川、高木、佐藤綾乃(ANA)で臨んだ女子の日本が2分58秒03で4季ぶりの優勝。男子の日本(一戸、佐々木、土屋陸)は4位だった。

 女子500メートルは稲川くるみ(光文堂インターナショナル)が38秒31で6位。第1日3位のフェムケ・コク(オランダ)が37秒89で勝った。

© 一般社団法人共同通信社