<どうだった? Perfume展>鑑賞した記者が座談会「年配の方もたくさん」「自作?の衣装着た人も」

三角形のトリプル券。どこからどう切るかが問題だ=神戸市中央区脇浜海岸通1、兵庫県立美術館

 兵庫県立美術館(神戸市中央区)で開催中の特別展「Perfume COSTUME MUSEUM」(神戸新聞社など主催)。待ちわびていた社内の自称ファンたちもそれぞれ、浮足だって複数回、鑑賞した。展示を目に焼き付け、撮影可能のエリアでは写真を撮りまくり、グッズを買い求め…興奮冷めやらぬ記者が再び集合し、感想を述べ合った。

 ・P記者(20代男)

 ・E記者(30代女)

 ・R記者(40代女)

 ・F記者(40代女)

 ※U記者(50代男)は業務の都合により欠席。

 【衣装展、行ってきました】

 F 皆さん、行きました?

 一同 はい行きました、無事。

 F 会場には割と親子連れとか、年配の方もたくさんいらっしゃって。通常の美術展より、来場者の年齢層が幅広い感じがしましたね。

 P 僕行ったとき、正面のあの、キービジュアルのキューブ形のオブジェ。皆さんがよく写真撮っているあそこに、3人組で「Spending all my time(スペンディング・オール・マイ・タイム)」の衣装を着た人たちがいて。

 一同 おー!!

 P これだ! これか! と思って。声かけようと思いましたけど、不審者がられるかなと思ってやめておきました。

 F 前のめりになりかけた。

 P 中高生ぐらいの年代だったんで、怪しまれるなと思って。でもすごいクオリティー高かったです。売っているわけじゃないんでしょう?

 F 制服みたいなやつだよね? あれは売ってないんじゃない? すごいね、しかも3人。

 P 自作したんですかね。僕は日曜に行って学生さんも多くて。みなさんは平日ですか。

 R はい、私はFさんと平日の昼前から。そのオブジェ前に外国の方がいらっしゃっていて。

 F キャリーケースを引いて来てましたね。写真撮ってはった。すごくうれしそうにしていて、こっちもうれしくなった。

 一同 (笑)

    ⊿

 F 入る時は、大きなかばんはコインロッカーに預けるシステム。三角形の(前売りの)トリプル券は自分で切らしてもらって。

 E あれ、全員自分で切らしてくれるんですか?

 F そうみたいだよ。

 E 私もトリプル券で入場したんですけど、どぎまぎして切りました。普通、美術館の係の方が切るじゃないですか。

 F どう切るんや、ていうファン心理に配慮いただいているんでしょう。

 E どう切るかっていうのは、どの頂点から行くかとか?

 F 変に斜めになったら嫌やな、とかあるやん。ちょっと集中力がいる。研ぎ澄ましてから入場しないと。

 R 「チョッキンの儀」。Fさん、「行くぞ! 切るぞ!」って感じやった(笑)。

 F ちょっと騒いじゃった。

 R その後、ちょっと分厚めのクリアケースにしまってた。

 F それずっと持ち歩いて観賞していました。折らんように。ちょっとマジな感じ出ちゃっているな、と思いながら。

 一同 (笑)

 E チケットホルダー付き券は買ったんでしたっけ。

 F うん、あるよ。3回行ったしね。ホルダーにはトリプル券は入らないけど。これ、マスク入れてもいいよって、主催のアート事業部が言ってはったわ。

    ⊿

 座談会は続きます。

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