ラグビー教室でプロにタックル ハリケーンズが小中学生を指導 12歳「選手は体もでかい」 沖縄・国頭村

レッドハリケーンズ大阪の選手からタックルの指導を受けるデイゴラグビースクールの子どもたち=10月14日、国頭村・かいぎんフィールド国頭

 沖縄県国頭村内でキャンプするラグビーチームのレッドハリケーンズ大阪の選手が10月14日、かいぎんフィールド国頭で小中学生を対象にしたラグビークリニックを実施した。参加者は、プロ選手から、技術やピッチでの立ち振る舞いなどを学んだ。

 参加したのは名護市を拠点に活動するデイゴラグビースクールの小中学生40人。中学生のトレーニングでは、センターの鶴田馨(かおる)選手らが「パスを要求する時はハンズアップして、欲しい手の位置で要求しよう」と声かけ。生徒たちも声をかけながらパスを呼び込んだ。

 選手相手に果敢にタックルを挑んだタウフィック・レオン・海渡(かいと)さん(12)は「選手たちは一つ一つのプレーがうまいし、体もでかい。練習を重ねて大学までラグビーを続けたい」と目を輝かせた。

 ハリケーンズの小泉将(たすく)さん(34)は「子どもたちは走りやパスなど個々の能力が高い。プレー中にもっとチームで話してコミュニケーションを取れたらもっと良くなる」と助言した。(北部報道部・松田駿太)

© 株式会社沖縄タイムス社