選手権出場校が続々決定!名門の市立船橋、静岡学園、四日市中央工、大津などが全国への切符を掴む【全国高校サッカー選手権】

[写真:©超ワールドサッカー]

11日、第102回全国高校サッカー選手権大会(以下、選手権)に向けた地方予選の決勝が全国各地で行われた。

東京都の2校を含む、全48校が出場する選手権。12月28日に開幕を迎える大会出場に向けて、最後の戦いで明暗が別れた。

東京Aブロック決勝は早稲田実業と連覇を目指す國學院久我山の対決に。ここまで予選無失点の早稲田実業が開始1分にFW竹内太志の2試合連続ゴールで先制すると、28分に西山礼央のゴールで追加点。そのまま2-0で勝利し、初優勝。初の選手権出場を決めた。

東京Bブロック決勝は堀越と修徳の対戦に。試合は互いに後半に1点ずつを決めると延長戦でも決着つかず。PK戦までも連れ込むと、3-2で堀越が勝利。2年ぶり5回目の出場を決めた。

その他、静岡県では静岡学園と藤枝東が対戦。2019年に全国制覇した静岡学園が2-1で藤枝東を下し、2年ぶり14回目の選手権出場を決めた。

また、千葉県では市立船橋と日本体育大学柏の決勝が行われ、昨年王者の日体大柏に対し、清水エスパルスに加入が内定している市立船橋のFW郡司璃来がハットトリックの大暴れ。昨年のリベンジを果たし、5-1で勝利して3年ぶり24回目の選手権出場を決めた。

常連校では、富山県決勝では、富山第一が富山北部を3-0で下して9連覇を達成。島根県では立正大淞南が益田東を2-0で下して連覇を達成した。岐阜県では帝京大可児が美濃加茂を6-2で下して5連覇を達成している。また、部員のいじめ問題もり、10月は活動休止していた大津は2-1で熊本商を下して3年連続20回目の出場となった。

なお、久々の出場校としては前回王者の履正社を下した東海大大阪仰星が大阪府代表となり7年ぶり6回目の出場、三重県では名門・四日市中央工が宇治山田商を4-0で下して4年ぶり35回目の出場。和歌山県では初芝橋本高校が2-1で和歌山北を延長戦の末に下して3年ぶり17回目の出場を決めた。

◆全国高校サッカー選手権大会出場校
北海道予選:11月12日(決勝) 旭川実 vs 北海
青森県予選:青森山田(27年連続29回目)
岩手県予選:遠野(3年ぶり30回目)
宮城県予選:仙台育英(2年ぶり37回目)
秋田県予選:明桜(2年連続6回目)
山形県予選:山形明正(初出場)
福島県予選:尚志(3年連続14回目)
茨城県予選:11月12日(決勝) 明秀日立 vs 霞ヶ浦
栃木県予選:矢板中央(2年ぶり13回目)
群馬県予選:11月12日(決勝) 前橋育英 vs 健大高崎
埼玉県予選:11月14日(決勝) 昌平vs浦和南
千葉県予選:市立船橋(3年ぶり24回目)
東京都A予選:早稲田実業(初出場)
東京都B予選:堀越(2年ぶり5回目)
神奈川県予選:11月12日(決勝) 桐蔭学園 vs 日大藤沢
山梨県予選:帝京第三(8年ぶり11回目)
長野県予選:松本国際(2年連続6回目)
新潟県予選:11月12日(決勝) 帝京長岡 vs 開志学園JSC
富山県予選:富山第一(9年連続34回目)
石川県予選:星稜(4年連続32回目)
福井県予選:丸岡(6年連続34回目)
静岡県予選:静岡学園(2年ぶり14回目)
愛知県予選:名古屋(初出場)
岐阜県予選:帝京大可児(5年連続10回目)
三重県予選:四日市中央工(4年ぶり35回目)
滋賀県予選:近江(2年連続3回目)
京都府予選:11月12日(決勝) 東山 vs 京都橘
大阪府予選:東海大仰星(7年ぶり6回目)
兵庫県予選:11月12日(決勝) 神戸弘陵 vs 神戸科学技術
奈良県予選:11月12日(決勝) 奈良育英 vs 生駒
和歌山県予選:初芝橋本(3年ぶり17回目)
鳥取県予選:米子北(14年連続19回目)
島根県予選:立正大淞南(2年連続20回目)
岡山県予選:岡山学芸館(3年連続6回目)
広島県予選:11月19日(決勝)
山口県予選:11月19日(決勝)
徳島県予選:徳島市立(2年連続20回目)
香川県予選:大手前高松(3年ぶり3回目)
愛媛県予選:11月12日(決勝) 今治東 vs 済美
高知県予選:明徳義塾(3年ぶり9回目)
福岡県予選:11月12日(決勝) 東福岡 vs 飯塚
佐賀県予選:11月18日(決勝)
長崎県予選:11月12日(決勝) 長崎総科大附 vs 国見
熊本県予選:大津(3年連続20回目)
大分県予選:11月19日(決勝)
宮崎県予選:日章学園(2年連続17回目)
鹿児島県予選:12月16日(決勝)
沖縄県予選:名護(初出場)

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