【MLB】大谷はマリナーズ、山本はレッドソックス MLB公式サイト記者が大胆な予想を展開

写真:様々な移籍予想が飛び交う大谷

2024年に向けたオフシーズンが始まり、1週間ほどが経過した。そんな中、MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者が大谷翔平と山本由伸の移籍先に関して、大胆な予想をしている。

■大谷翔平はマリナーズに行く
これがカストロビンス記者の予想である。同記者は、「最も安全な予想は、大谷がドジャースと契約し、毎年ポストシーズンに出場するということである。しかし、それではつまらない」と伝えている。

また、マリナーズのジェリー・ディポート編成本部長が「10年間のスパンで勝率.540を目指す」という方針を述べたことにも触れ、「これまで通りマリナーズはFAの主人公にはならないと考える人は多いだろう」と語っている。

しかし、同記者は「我々を油断させるために言ったことだ」と話した上で、「大谷は成績以外のことについてはほとんどメディアに話さないが、シアトルの街を愛していると言った。2023年は不発に終わったが、マリナーズには優れたローテーションとフリオ・ロドリゲスというチームの核となる選手がいる。また、大谷の憧れであるイチローの古巣でもある」とマリナーズ移籍を主張する理由を語っている。

■レッドソックスは、吉田正尚との契約で大きな話題を呼んだ1年後に山本を獲得することになる
これが山本に関する同記者の予想である。カストロビンス記者は、「今年のオフシーズンの主役は大谷であるものの、山本をターゲットにする球団は多くある」と伝えている。山本が3年連続で沢村賞を受賞したことにも触れ、「山本はとても若く、落ち着いていて、他の30代のFA選手には当てはまらない、山本固有のフレッシュさを兼ね備えている」と称賛している。

また、「大谷が2024年シーズンに投手として出場できないことは、山本の魅力に拍車をかける。今シーズンサイ・ヤング賞候補のブレイク・スネルや他のどの投手よりも高額な契約を得られる可能性もある」と伝えた。レッドソックス予想の真意については語られなかったが、カストロビンス記者の中では何か感じるものがあったのかもしれない。

以上のような大胆な予想が飛び出るほど、移籍先の予想は難しいのかもしれない。大谷と山本の今後の動向から目が離せない。

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