岡山の魅力 ランナーらにPR マラソンエキスポ開幕

出走前に効果的なストレッチを伝授するオリンピアン

 おかやまマラソン恒例の「おかやまマラソンEXPO(エキスポ)2023」が11日、フィニッシュ地点のシティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)周辺で始まった。新型コロナウイルスの影響で中止されていたステージイベントや飲食ブースが4年ぶりに復活し、ランナーらに岡山県の魅力を伝えた。12日まで。

 特設ステージでは、大会スペシャルアンバサダーの有森裕子さんや、坂本直子さんら岡山ゆかりのオリンピアン5人がトークイベント。「レース前半はペースを守ろう」などと攻略法を解説し、出走前に効果的なストレッチを手ほどきした。

 県内の飲食店や企業などが73ブースを出店し、飲食関係は千屋牛の串焼きや津山ホルモンうどん、日生カキオコといった各地のご当地グルメが勢ぞろい。大会の記念Tシャツとともに人気を集めていた。

 3回目の出場という会社員(51)=倉敷市=は「昨年初めて完走でき、自信を持てた。エキスポで高揚した気分のまま本番に臨み、5時間半切りを果たしたい」と目標を話した。

 入場無料。12日は午前9時~午後3時半。

フォトスポット開設 山陽新聞社

 おかやまマラソンEXPO2023には、山陽新聞社もブースを出展した。フォトスポットの開設や大会の事前特集紙面の配布を通じ、大会の盛り上げに一役買っている。

 フォトスポットは、大会公式ポスターを新聞風にアレンジしたパネル(縦2.4メートル、横1.8メートル)を設置。ランナーたちが列をつくり、ゼッケンを掲げたり、ピースサインをしたりして記念撮影を楽しんでいた。

 マラソンコースやおもてなし給食のメニューを紹介する特集紙面をスタッフが手渡し。12日正午ごろからは、ランナーの力走を伝える号外も配る。

フォトスポットで記念撮影するランナー

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