■出演者（敬称略）
佐藤亜美菜（橘ありす 役）
集貝はな（的場梨沙 役）
今井麻夏（佐々木千枝 役）
春瀬なつみ（龍崎薫 役）
久野美咲（市原仁奈 役）
小森結梨（古賀小春 役）
中澤ミナ（佐城雪美 役）
花谷麻妃（遊佐こずえ 役）
米内佑希（プロデューサー 役）
2023年4月より放送されたTVアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」。現在はBlu-ray全4巻が発売されている同作について、キャストが出演してのスペシャルイベントが行われた。
冒頭で会場および配信のプロデューサーに向けて挨拶。そのままアニメの思い出を語るコーナーへと移り、佐藤さんは第11話でのありすのローファーが映って踏み出すシーンでのドラマティックなBGMへの切り替わりや、その後のありすのリボンがキラキラしているシーンに触れる。久野さんは2話で仁奈がきぐるみを返してほしいと伝えるシーンをピックアップし、アフレコで体の動きを意識してじっくりとお芝居に取り組んだところ、実際に映像になった時にその動きや表情が表現されている点に感動していた。
続いて、集貝さんは5話でプロデューサーと梨沙が話しているシーンの長台詞で、しっかりと尺に収めるようにお芝居をすることに苦労したエピソードを語る。また、映し出された夕日のきれいさにも触れ、そうした心理描写とリンクした風景描写の魅力も紹介した。さらに、Blu-ray4巻収録の新作アニメに出演したこずえ役の花谷さんは、こずえの二度寝のシーンに言及。どこか掴みどころのない、浮世離れした感じのあるキャラクターだが、このシーンから彼女の普段の様子が垣間見える点をアピール。また、EDで流れるソロ曲「おめざめめーめー」について、作詞を手がけた八城雄太氏からのコメントも寄せられた。
その後もシリーズ構成の村山沖氏、アニメーションキャラクターデザインの井川典恵氏、劇伴の宮崎誠氏といった主要スタッフからのコメントを紹介。そのこだわりの数々が語られつつ、村山さんからどのシーンで演じているアイドルらしさを感じるかという逆質問には、雪美役の中澤さんが静かなように見えて、意思の強いところがある点に触れていた。
続いてはミナミコアリクイチーム（集貝さん、今井さん、春瀬さん、小森さん）、パンダさんチーム（佐藤さん、久野さん、花谷さん、中澤さん）に分かれてのバラエティコーナーに。10秒お絵かきリレーではミナミコアリクイチームが美容師、パンダさんチームがゾンビというお題にそれぞれ挑み、10秒という限られた時間ならではのバタバタとした展開もありつつ、ミナミコアリクイチームは正解、パンダさんチームは不正解という結果に。さらに、「ゼロトゥワン!!」の歌詞を用いた替え歌を考えるゲームでは、先行するミナミコアリクイチームは王道、そしてパンダチームはツンデレ風味の歌詞を用意。最終的なジャッジは会場のプロデューサーに委ねられ、こちらはパンダさんチームの勝利となった。
イベントの終盤では、TVアニメのその後を描く朗読劇が届けられる。サマーライブを経て忙しくなってきた第3芸能課のメンバーが、新たに加わった雪美とこずえ、そしてこの場にいないメンバーも含めた13人全体としてのこれからの夢について考えるというエピソードになっており、みりあからのビデオ通話やチャットでのやり取りを差し込むなどの細かな演出も相まって、ボリュームたっぷりの内容に。そして朗読劇の流れを受けて披露された「Shine In The Sky☆」は、歌いながら会場に向けてボールを投げ入れる一幕もありつつ、ワチャワチャとした雰囲気が「U149」らしさを感じさせた。
さまざまな告知情報が紹介されつつ、最後は再び出演者から感謝の気持ちをメッセージとして届けていく。そして、締めくくりとして披露されたのは「グッデイ・グッナイ」。エンディングとしてのメッセージ性の強い楽曲を気持ちたっぷりに歌い上げつつ、合間には米内さんがカメラを手に出演者を撮影する場面もあった。
冒頭でもラストでも佐藤さんが感極まっていたように、出演者の作品に対する愛情が感じられた本イベント。MCとして場をまとめてくれた米内さんの姿も印象的だった。こちらの公演の模様は最速版アーカイブ映像が配信中。さらに、視聴コメント付きのアーカイブ映像は2023年11月13日（月）18:00～11月20日（月）23:59（予定）の期間で配信となる。
そして、明日のDAY2昼夜公演では櫻井桃華役の照井春佳さん、結城晴役の小市眞琴さんも出演するので、気になる人はそちらもぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
イベント公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_event/cinderella-u149-anime_talk/
(C)Bandai Namco Entertainment Inc. / PROJECT U149
