力合わせ、めぐみさん救出を 新潟市で、拉致46年前に集会

 北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=失踪当時(13)=が連れ去られてから15日で46年となるのを前に「忘れるな拉致 県民集会」が11日、新潟市で開かれた。母早紀江さん(87)はオンライン参加し「一つになって力を合わせ、救出してほしい」と拉致問題の早期解決を訴えた。

 拉致被害者家族会代表で弟の拓也さん(55)は「絶対に諦めるわけにはいかない。声を上げ続ける」と強調した。

 2002年に帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(64)は、日朝首脳会談の早期実現の必要性に触れ「全員が一日も早く家族の元に帰れるよう、皆さまの力をお借りしたい」と述べた。

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