アーセナルがトロサールの1ゴール1アシストの活躍でバーンリーに3-1で快勝 冨安は先発フル出場|プレミアリーグ

写真:ジンチェンコがダメ押しとなる3点目を決めてアーセナルが快勝した

現地時間11月11日、プレミアリーグ第12節アーセナル vs バーンリーの試合がエミレーツ・スタジアムで行われた。

ホームのアーセナルのフォーメーションは4-3-3。マルティン・ウーデゴールが引き続きメンバー外。さらにベン・ホワイトが体調不良でメンバー外となった。ケガが心配された冨安健洋とブカヨ・サカは先発出場した。3トップの中央にはエディー・エンケティアに代わってレアンドロ・トロサールが入り、冨安は右サイドバックのポジションに入った。

アウェーのバーンリーは前節と変わらず4-4-2。前節のクリスタルパレス戦からスタメンは変わらず。左サイドハーフにドリブルに関してプレミアリーグでも屈指の数字を誇るルカ・コリオショが起用された。右サイドバックに起用された冨安とのマッチアップは注目だ。

試合はアーセナルがボールを保持して押し込み、対するバーンリーは構えてカウンターのチャンスをうかがう展開に。

アーセナルは5分、早速チャンスを得る。CKからガブリエウがヘディングでシュートするも、惜しくもシュートはクロスバーの上に外れた。直後の7分、バーンリーはゼキ・アムドゥニがミドルシュートを放ったが、ダビド・ラヤの好セーブに阻まれた。

アーセナルはチャンスを作り続けるが先制点は入らず。19分にはサカの枠内を捉えたシュートが、ジェームズ・トラッフォードのナイスセーブに阻まれる。24分、右サイドからサカとオレクサンドル・ジンチェンコのワンツーでうまく崩し、ボールはカイ・ハヴァーツへ渡るが、ハヴァーツのシュートはブロックされた。

29分に、CKからハヴァーツがヘディングでシュートするが、これも枠内には飛ばせなかった。直後の30分、バーンリーは、ヨハン・グズムンドソンがGKと一対一の場面を作るが、ラヤのセーブに阻まれた。35分には、トロサールがペナルティーエリア内の左からシュートを放つが、これもトラッフォードが立ちはだかる。

前半終了間際に試合が動く。45分、ジンチェンコがクロスを上げるとサカが頭で折り返し、そのボールをトロサールがヘディングでゴールに押し込む。アーセナルが先制し、スコアは1-0に。しかし、トロサールがこのプレーの際に体をポストにぶつけてしまい、しばらく立ち上がれず。

アーセナルとバーンリーともにハーフタイム中の交代はなし。

後半開始すぐに、バーンリーのコリオショが左サイドを突破する。同点のチャンスかと思われたがシュートには至らず。54分、そのコリオショが左サイドを突破する。冨安が体を張ってボールを奪おうとするが、コリオショが冨安を抜き去る。エリア内でディフレクションしたボールをジョシュ・ブラウンヒルが左足で振り抜き、ゴールネットを揺らした。バーンリーはこれで1-1の同点とした。

しかし57分、アーセナルがすぐに前に出る。CKのチャンスを得ると、ウィリアム・サリバが頭でゴールへたたき込む。スコアは2-1で再びアーセナルのリードとなった。

59分、アーセナルはハヴァーツに代えてファビオ・ヴィエイラを投入。

74分、アーセナルは12本目のCKのチャンスが訪れる。クリアボールを待ち構えていたジンチェンコがワンタッチでシュートしてこれがゴールになる。アーセナルが追加点を上げてスコアは3-1。

78分、バーンリーはアムドゥニとコリオショを下げて、ヤコブ・ブルーン・ラーセンとアーロン・ラムジーを投入する。同じくアーセナルはサカとトロサールに代えてエンケティアとリース・ネルソンがピッチに入る。

82分、途中出場のヴィエイラがブラウンヒルに対してファウル。判定はレッドカードとなり一発退場となった。

84分から87分にかけて、バーンリーはジェイ・ロドリゲスに代えてマイケル・オバフェミ投入した。オバフェミはこれが今季プレミアリーグ初出場となった。87分、DFのヴィチーニョに代えてFWのウィルソン・オドベールを投入する。

88分、FWのガブリエル・マルティネッリに代えてDFのヤクブ・キヴィオルを投入。最終ラインを5バックにして逃げ切りを図る。

試合はそのままアーセナルが逃げ切り勝利した。アーセナルはこれで首位マンチェスター・シティに勝ち点で並び2位に。バーンリーはプレミアリーグ6連敗となった。
 

◉試合結果

アーセナル 3-1 バーンリー

1-0 45+1分 レアンドロ・トロサール(アーセナル)
1-1 54分 ジョシュ・ブラウンヒル(バーンリー)
2-1 57分 ウィリアム・サリバ(アーセナル)
3-1 74分 オレクサンドル・ジンチェンコ(アーセナル)

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