男性死亡…高さ7メートルから転落、3階建て住宅の外装工事をしていた 同僚と足場を撤去中に悲劇 音が響いて気付いた女性が通報「見たら人が倒れている」 男性はヘルメット装着、安全ベルトなし

足場撤去の作業中に転落、68歳男性が死亡

 9日午前11時50分ごろ、埼玉県草加市谷塚町の住宅敷地内で、外装工事に伴う足場撤去作業をしていた東京都足立区神明1丁目の自営業の男性(68)が、高さ約7メートル付近から転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。

 草加署によると、男性はほかの作業員2人と3階建て一軒家の足場撤去作業をしていた。付近にいた女性が「音がして見たら人が倒れていた」と110番した。男性は作業中、ヘルメットを装着していたが安全ベルトは着けていなかった。同署で詳しい状況や原因を調べている。

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