11日放送の『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』（文化放送）で、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、神田憲次財務副大臣の税金滞納の問題を受け岸田文雄首相についての疑問を語った。
番組では「今週の気になるニュース」のコーナーで、過去4度も税金の滞納を繰り返し、差し押さえも受けていたことが発覚した神田財務副大臣のニュースについて扱った。
この件に関して、コーナーゲストで憲法学者の木村草太氏は「財務ですから、税金の責任者が滞納を繰り返していたということに衝撃ですし、大臣になるということは、きちんとその分野で、出来る人ですっていうのが前提になると思うので、あまり良い前例ではないと思う」と見解を示した。
この件について淳は「しかも（滞納が）忙しかったからみたいな理由だったじゃないですか？ いや俺だって忙しいよって。だけどちゃんと納税してるんだから、忙しいからって4度も差し押さえ、滞納‥やっぱちょっと考えた方がいいと思いますけどね」と語った。
弁護士の島田さくら氏は神田財務副大臣が税理士の資格を持っていることから「わかっててやってるんだろうなと」滞納してもギリギリ大丈夫なラインでやっていたのではないかと疑った。
さらに淳は神田財務副大臣が疑惑を認めた以降も、岸田首相が更迭などの措置を取っていないということで「これ、どうなるんですか、また国民の声を受けてからのジャッジみたいな感じになっていくんですか？」とコメント。「このパターン多くないですか‥ なんかみんながダメだっていうからもう『辞めます』みたいな。今の段階でジャッジできる。総理がバッと判断するというのもあっていいと思うんですけど、やっぱそこまで行けないもんなんですか？ 内閣総理大臣は」と疑問を語った。
木村氏が「（内閣総理大臣は）公務員の任命権を持っているんですから、やめなさいと言えばやめさせられますよね」と返すと、淳は「僕が、総理だったらそう伝えたいと思うんですが、なんで岸田さんはジャッジしないんですかね？ だとしたら俺と全然考え方違うな(笑)」と持論を語ったのだった。
