宮崎県内ろう者ら製作 映画反響 DVD完成、学校で上映へ

映画「おわりなき聲」を多くの人に見てもらおうと準備を進める監督の盛田弘さん(前列左から2番目)ら県聴覚障害者協会の関係者=宮崎市・県立聴覚障害者センター

 県内のろう者と聴者が共同製作し、宮崎市内で今春上映された映画「おわりなき聲(こえ)」が反響を呼び、上映を求める声が高まっている。県聴覚障害者協会(堀田享志理事長)は多くの人に見てもらえるようDVDを製作し、月内には県内の高校で上映会を開く予定。さらに上映を希望する学校や団体を募っており、「障害への理解を深めるきっかけに」と期待する。

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