現地時間11月11日、プレミアリーグ第12節ボーンマス vs ニューカッスルの試合がヴァイタリティ・スタジアムで行われた。
試合は後半のドミニク・ソランキの2発でボーンマスが2-0と勝利している。この勝利によってボーンマスは17位に浮上し、降格圏から脱した。対するニューカッスルは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦に続き公式戦2連敗を喫した。
試合終了後、ニューカッスルのキーラン・トリッピアーがサポーターに近づき、「選手たちは全力を尽くしていないのか? どれだけケガ人がいると思っている?」と叫んでいる様子がSNS上に投稿されている。
トリッピアーは『Sky Sports』のインタビューに応じ、以下のように語った。
「サポーターは感情的であり、ニューカッスルから長い旅をし、たくさんのお金をかけて私たちを見にきてくれた。結果については謝罪するが、最も重要なことは選手が全力を尽くしているということだ。私たちも感情的になる。今日は彼ら(ニューカッスルサポーター)にとって大変だったが、アウェーでのサポートに感謝している」
「今日の試合は明らかにフラストレーションを感じた。自分たちのプレーができず、ボーンマスは勝利に値した。彼らはいいチームだ。自分たちのやり方でプレーを試みたが、負けたことに言い訳はできない」
「我々はCLでの舞台、そしてあらゆる大会でのプレーを望んでいる。多くの選手をケガで失ったが、今こそ立ち上がる時だ。リーグ戦ではまだいい位置にいるし、CLの試合も残されている。カラバオカップは準々決勝に進出した。パニックになる必要はない」
ジェレミー・レドナップ氏はトリッピアーとサポーターの口論を「ただの情熱」と語り、以下のように擁護した。
「トリッピアーについて言えることは、彼はおそらくロッカールームでもピッチ上でも、クラブで最高の選手ということだ。彼はクラブにとって信じられないほど素晴らしい存在であり、彼ほど(結果を)気にしている人はいない。この件はすぐに忘れ去られるだろう」
ニューカッスルのエディー・ハウ監督は「ほとんどの選手は試合終了後に感情が高ぶると思う。アウェーの地でのサポートに本当に感謝しているし、選手たちは(ニューカッスルサポーターから)大切にされている。ただ、結果には失望している」とコメントを残している。