構図がいい♪色合いもすてき♪独創的な作品に"芸術の秋"体感 新潟市中央区で「芸展」前期展開幕

日本画や写真などの彩り豊かな作品が並んだ芸展前期展=11月11日、新潟市中央区の県民会館

 第51回新潟県芸術美術展(芸展・新潟県美術家連盟、新潟日報社主催)の前期展が11月11日、新潟市中央区の県民会館で開幕した。色鮮やかで独創的な作品が並び、来場者は足を止めて、ゆっくりと鑑賞していた。

 今年は6部門に計890点の一般応募があり、入賞入選作品は595点。前期展では日本画部門と写真部門の入賞入選作品など278点と、その他4部門の上位入賞作品が展示された。

 岩絵の具を使って、透明感ある海を表現した日本画や、カワセミがトンボを威嚇する瞬間を捉えた写真などが来場者の目を引いた。

 上位入賞した写真作品を見ていた新潟市中央区の高校教員の女性(64)は「構図や色合いがきれいで感動した。中、後期展も楽しみ」と話した。

 前期展は11月16日まで。18〜23日に洋画・彫刻の中期展、25〜30日に工芸・書道の後期展がいずれも県民会館で開かれる。入場料は500円、大学生以下無料。

© 株式会社新潟日報社