最終節にドラマ!ジュビロ磐田が栃木に逆転勝ちでJ1自動昇格の2位に!1年でJ1復帰【J2最終節速報】

サッカーJ2リーグ最終節(第42節)は12日、11試合が行われた。3位ジュビロ磐田はアウエーで18位栃木SCと対戦し、2−1の逆転勝ち。昇格争いをしていた清水エスパルスが水戸ホーリーホックと引き分けたため、磐田の最終順位は清水を抜いて2位となり、J1自動昇格が決まった。磐田は東京ヴェルディと勝ち点75で並び、得失点差で上回った。

磐田は前半24分、栃木の右アーリークロスをFW大島康樹に蹴り込まれて先制を許した。しかし、ここから反撃開始。前半41分、ショートコーナーからMFドゥドゥがミドルシュートをたたき込んで同点に。後半16分には、DF松原后の左クロスをMF松本昌也がジャンプヘッドで押し込んで勝ち越した。

磐田は最終節、引き分けではJ1自動昇格は難しい状況だった。この日、しっかりと勝ち点3を積み上げ、土壇場で清水エスパルスを逆転。サポーターの祈りが通じ、1年でのJ1復帰となった。

試合後、山田大記主将はスタンドのサポーターに向かって「これがゴールではなく、スタート。強いジュビロを取り戻しましょう」と声を張り上げた。

【J2第42節=カンセキスタジアムとちぎ:10741人】
ジュビロ磐田(勝ち点75、2位) 2(1−1、1−0)1 栃木SC(勝ち点44、19位)
<得点者>
【磐】ドゥドゥ、松本昌也
【栃】大島康樹

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