岩手県女子が全勝で14年ぶり6度目のV 東北高校囲碁選手権

女子県対抗戦で優勝した(左から)大梶華子さん、新本陽子さん、細川莉緒さん

 第37回東北地区高校囲碁選手権大会(東北地区高校囲碁連盟、関西棋院主催)は10、11の両日、山形市の山形中央公民館で開かれ、県対抗戦で岩手県女子が全勝で14年ぶり6度目の優勝を飾った。男子は3勝2敗で3位だった。

 10日に1~3回戦、11日に4、5回戦を行った。女子は大将大梶華子さん(盛岡一2年)、副将新本陽子さん(盛岡四2年)、三将細川莉緒さん(盛岡一2年)の布陣で臨み、全国選抜大会団体戦(来年3月、大阪府)の県勢出場枠を獲得した。規定により、10月の県新人戦で優勝した盛岡一が出場する。

 個人戦は大梶さんが大将戦2位、新本さんが副将戦2位、細川さんが三将戦1位でそれぞれ全国出場権を獲得した。大梶さんは「格上の宮城に勝てたのが大きかった。全国では団体で優勝、個人では勝ち越しを目指して頑張りたい」と笑みを広げた。

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