九州防衛局は12日、米軍が海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県)で運用していた無人偵察機「MQ9」の部隊が撤収を完了したと公表した。同基地での運用は昨年11月から期限の1年間で終了し、沖縄県の米軍嘉手納基地に移駐が完了した。
九州防衛局は、14日に関連資材と人員などの搬出を完了させると地元の鹿屋市に通知していたが、2日前倒しとなった。
MQ9は10月13日、嘉手納基地に1機目が初飛来。これまでに全8機中6機が移駐し、南西地域などの警戒活動に当たっている。だが、事故機を除く7機目の配備は確認されていない。