藤波朱理「夢をかなえる20歳」 地元で世界選手権祝勝会

祝勝会で父の藤波俊一コーチを肩車する朱理=12日、三重県四日市市

 レスリングの世界選手権(9月・ベオグラード)で来年のパリ五輪女子53キロ級代表を決めて優勝した藤波朱理の祝勝会が12日、出身地の三重県四日市市で開かれ、11日に20歳になった藤波は「パリ五輪で金メダル。その夢をかなえる20歳にしたい」と抱負を語った。家族や友人ら約230人が出席した。

 藤波は中学時代の2017年9月から130連勝中。誕生日には両親からフランス国旗と同じ青、赤、白の3色を使用したスニーカーをプレゼントされた。パリ五輪を意識した色ではと聞かれ「たまたまだと思うが、そういうことにしておきましょう。応援してくれる人がたくさんいることが力になっている」と感謝した。

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