【エリザベス女王杯】ルメール「手応えはずっと良かった」ブレイディヴェーグがG1初制覇

11月12日、京都競馬場で行われたG1・エリザベス女王杯は、G1初挑戦のブレイディヴェーグが鮮やかな差し切りV。古馬を一蹴した。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、今年G1・5勝目(菊花賞から3連勝)と絶好調で、まだまだ暮へと続くG1戦線でさらに勝ち星を伸ばしていきそうだ。

エリザベス女王杯、勝利ジョッキーコメント
1着 ブレイディヴェーグ
C.ルメール騎手
「3歳でG1ホースになってすごいです。今日は能力を見せてくれました。良かったです。今日の馬場はちょっと緩かったのでちょっと心配でしたが、しょうがなかったです。1枠でしたからずっとインで競馬をしました。でも、軽い馬ですから全然問題なかった。手応えはずっと良かったです。直線では、良い反応をしてくれました。2200mも全然問題なく今日は強かったです。瞬発力もありますねし、直線では加速をします。今日この緩い馬場でまた良い脚を使ってくれました。この馬は能力が高いので、まだ伸び代があると思います。G1レベルでまた良い競馬をすることができると思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

11月12日、京都11Rで行われた第48回エリザベス女王杯(3歳上オープン・牝・G1・芝2200m・1着賞金=1億3000万円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、ブレイディヴェーグ(牝3・美浦・宮田敬介)が勝利した。3/4馬身差の2着に5番人気のルージュエヴァイユ(牝4・美浦・黒岩陽一)、3着に3番人気のハーパー(牝3・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは2:12.6(良)。

2番人気でR.ムーア騎乗、ジェラルディーナ(牝5・栗東・斉藤崇史)は、5着敗退。

ロードカナロア産駒

ルメール騎乗の1番人気、ブレイディヴェーグがG1初挑戦で嬉しい初制覇を飾った。重賞は未勝利ながらも強豪古馬勢を一蹴。道中はロスなく中団前目のインで立ち回り、直線では馬場の三分どころを鮮やかに突き抜けた。

ブレイディヴェーグ 5戦3勝
(牝3・美浦・宮田敬介)
父:ロードカナロア
母:インナーアージ
母父:ディープインパクト
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ブレイディヴェーグ C.ルメール
2着 ルージュエヴァイユ 松山弘平
3着 ハーパー 川田将雅
4着 ライラック 戸崎圭太
5着 ジェラルディーナ R.ムーア
6着 サリエラ T.マーカンド
7着 ディヴィーナ M.デムーロ
8着 イズジョーノキセキ 岩田康誠
9着 シンリョクカ 木幡初也
10着 ククナ 浜中俊
11着 ビッグリボン 西村淳也
12着 ローゼライト 和田竜二
13着 アートハウス 坂井瑠星
14着 ゴールドエクリプス 岩田望来
15着 マリアエレーナ 三浦皇成

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