「即時の敵対行為休止を」　EU外相、ガザ情勢で

　【ブリュッセル共同】欧州連合（EU）の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は12日、パレスチナ自治区ガザの人道状況が戦闘で悪化していると懸念を表明し「即時の敵対行為休止と人道回廊の設置」を求める声明を発表した。

　病院や市民を「人間の盾」にしているとして、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスを非難。民間人や医療関係者に犠牲が出ていると訴え、緊急の医療を必要とする患者は安全に避難させなければならないとイスラエルにも自制を求めた。