12日に行われたブレントフォードとのプレミアリーグ第12節に3-0で勝利したリヴァプール。
日本代表MF遠藤航はフル出場で勝利に貢献したが、現地で物議を醸すプレーがあった。
そのタックルシーンがこちら(動画3分18秒から)。
ボールタッチが大きくなり、慌ててスライディングしたところで相手MFクリスティアン・ノアゴーと接触。
VARで遠藤のプレーがレッドカードに該当するかの確認が行われたが、結果はお咎めなし。
イエローカードも提示されなかったが、ブレントフォード側はその判定に不満だったようで、試合後に監督や選手はこう述べていた。
トーマス・フランク(ブレントフォード監督)
「明らかにフリーキック(遠藤のファウル)だし、少なくともピッチ上でイエローカードを出すべきだった。
ああいう状況はレッドカードにはならないとは思う。
だが、VARの世界ではスローモーションがあるので止めてみると、彼は明らかにボールに強く行きすぎてノアゴーの足に当たった。
ラッシュフォード、カーティス・ジョーンズ、ジョシュ・ダシルヴァがレッドだったなら、これも明らかなレッドだと思う。
どれもそうすべきだとは思わないが、いまの時代なら明らかなレッド。一貫性を保つべき」
ベン・ミー(ブレントフォードDF)
「リアルタイムだと素晴らしいタックルには見えなかった。
クリスティアン・ノアゴーは膝下にひどい裂傷を負っていた。
リアルタイムではファウルに見えた。彼がファウルを与えられなかったのは信じられない。
レッドカードが否かはリプレイを見ていないので分からないが、話題になるようなものだ。選手の退場は見たくないが、ファウルじゃなかったのは驚いた」
ファウルにもしなかった判定には納得がいかないようだ。
なお、切り傷を負ったというノアゴーだが、最後までプレーしており、大事には至っていないはず。