日本代表がピンチに? 頭部強打の古橋亨梧は不参加に…「日本には行かない」とセルティック指揮官が明言

激しチャージで頭部を強打した古橋亨梧[写真:Getty Images]

日本代表が厳しい状況に追い込まれてしまっている。

16日から2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本。26名の選手を森保一監督は招集し、再びW杯を目指す。

2次予選は、ミャンマー代表、シリア代表、北朝鮮代表と対戦することとなり、初戦はホームでミャンマーと、21日には中立地のサウジアラビアでシリアと対戦する。

しかし、その日本代表に新たな負傷者が。セルティックのFW古橋亨梧が12日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第13節のアバディーン戦で負傷した。

この試合は6-0で快勝し、古橋もゴールを決めていたが、中盤でボールを収めようとした際に後方から勢いを持って潰しに来た相手DFに後頭部へ頭突きを浴びる。そのまま前のめりの形でピッチに叩きつけられる格好となった。

無事に自力でピッチを後にしたが、そのまま交代。試合後ブレンダン・ロジャーズ監督は古橋について言及し、日本へは行かないと明言した。

「メディカルチームはキョウゴはここにとどまり、日本には行かないと言っていた。彼はここで1週間休養する予定だ」

脳震とうの疑いがあり、その場合はプロトコルに乗っ取りプレーは不可能。日本サッカー協会(JFA)からの正式な発表はないが、不参加になるものと考えられる。

すでにFW前田大然(セルティック)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)の不参加が発表され、古橋を入れれば3人目。また、12日のJリーグで浦和レッズのMF伊藤敦樹が負傷交代。さらに、DF板倉滉(ボルシアMG)、FW中村敬斗(スタッド・ランス)、MF旗手怜央(セルティック)もケガで招集外となっており、MF守田英正(スポルティングCP)もケガで試合に出ていない状況となっており、W杯予選スタートに向けて厳しい台所事情になりそうだ。

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