九州・沖縄の11校 元気にハーモニー 盲学校音楽大会長崎大会

「さんぽ」を合奏する長崎県立盲学校の児童生徒=とぎつカナリーホール

 第37回九州地区盲学校音楽大会長崎大会(九州地区盲学校連盟、九州地区盲学校長会主催)が9日、西彼時津町野田郷のとぎつカナリーホールであり、九州・沖縄11校の児童生徒たちが日頃の練習の成果を披露した。
 2年ごとに開き、本県では14年ぶり。各校が順に歌や演奏を発表したほか、全体合唱など音楽を通じて交流も深めた。子どもたちの元気いっぱいのハーモニーに来場者から盛んに拍手が送られた。
 トップバッターを務めた長崎県立盲学校は、小・中学部の5人が「クスノキ」の歌唱や「さんぽ」の合奏をした。1学期から練習をしてきたという小学部4年の新郷いろはさん(9)は「緊張したけど、聞いている人がウキウキする楽しい演奏ができた」と笑顔で話した。

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