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長崎県南島原市西有家町の県立島原翔南高(南波聡校長、100人)の生徒が市立有家小(小松久展校長、305人)で訪問演奏会をした。高校生の力のこもった演奏を児童らが聞き入った。
生演奏の迫力や音楽の楽しさを児童に伝えようと、昨年度から開催。今年は吹奏楽部のほか、器楽選択者と声楽選択者の計12人が1日、有家小を訪問。吹奏楽部員が「勇気100%」、器楽選択者が「パプリカ」、声楽選択者が「ホールニューワールド」など計5曲を披露。児童は手拍子したり歓声を上げたりして喜んだ。最後は有家小校歌を全員で合唱した。
島原翔南高3年の松尾夏生さん(18)は「有家小の皆さんはとても元気で、本番では楽しく歌うことができた」と話した。